育毛大辞典 > 脱毛症 > 抜毛症(トリコチロマニア)とは!?

抜毛症(トリコチロマニア)とは!?

哀愁漂うネコ
今回は、これまで書いてきた「薄毛・ハゲ」の原因・対策法とは少し方向性が違うのですが、近年、増加傾向にあるという「抜毛症(トリコチロマニア)」について書きたいと思います。
 

「円形脱毛症」という名が有名であるため、一見間違われてしまうこの「抜毛症」という症状ですが、本人が自覚していない場合もあります。
 

抜毛症とは何か!?関係あるなしに関わらず、正しい知識を持つことも大切でしょう。

 

 

抜毛症とは

 

抜毛症、別名トリコチロマニアは、正常な毛を引き抜いてしまう性癖によって頭部に脱毛斑が出現する精神疾患です。

抜毛癖、禿頭病とも呼ばれます。

小学生から思春期の女子、20~30代の成人女性に多い症状ですが、近年、サラリーマンや経営者等のストレスの多い世代の成人男性の発症が増加傾向にあるといわれています。
日本人の0.5~2%は経験がある症状ともいわれています。

抜毛行為自体は学童期の癖としてはかなり多いものではありますが、長期に渡って髪を抜いていたり、円形脱毛症のように頭髪が一部なくなるまで髪を抜いたりしている場合「抜毛症」である可能性が高いです。

 

抜毛症の症状

 

症状としては、手の届きやすい前頭部の利き手側に集中していることが多く、脱毛班が一直線上に並んで見えるようなっている場合もあります。また、頭髪だけでなくまつ毛やまゆ毛、体毛まで全て抜くこともあります。
毛を抜いてる時に精神的興奮や満足感を感じる場合もあります。

また、本人に自覚のない場合もあり、その場合は毛を抜く時の痛みは感じていないようです。

 

抜毛症の原因

 

明確な原因は解明されていません。

子供であれば、家庭内や学校の人間関係でのストレスや不安が主な原因であると考えられています。
おとなしく内向的な性格の人に多いとされています。

神経細胞と脳のコミュニケーションの一部に支障があるために起こるためである、という説もありますが、まだ推測に域を出ません。

 

抜毛症の治療

 

一時的なものである場合、ストレス要因が取り除かれたり、成長にしたがって自然治癒するケースも多くあります。

自覚のない場合は、医師が自分で毛を抜いていることを指摘するだけで治ることもあります。

抜毛症は男性型脱毛症や円形脱毛症と違い、頭皮や頭髪は正常な状態ですので、抜くのを止めれば頭髪は生えてきます。

円形脱毛症と間違われるケースがありますが、違いは抜けた後の頭皮の状態です。
円形脱毛症が頭皮を拡大してみると毛穴が見えなくなりツルッとしているのに対し、抜毛症は毛穴や毛髪の根元付近が残ってザラザラしています。
 

自身で出来る対処法としては、毛を抜いてはいけないと考えすぎると、それがかえってストレスとなり悪化してしまうため、ストレスを感じそうな場面ではハンカチや筆記用具を利き腕で握り、物理的に毛を抜けないようにする。

抜毛は何らかのパターンの中で行なわれるため、例えば、手鏡を持つと抜毛する、仕事を家に持ち帰ると抜毛する、そういったパターンを自分で見つけてそれを崩すこと。前述の例なら、手鏡を使わないとか、残業は会社でする。
パターンが見つからない場合は、今まで滅多にやらなかったことに挑戦する。例えば、部屋の模様替えや、ジョギングを始める等があります。

 
症状が重い場合、頭髪の半分以上を抜いていたり、頭髪を抜いたことによりできたかさぶたもはがし、慢性的に頭皮が傷ついた状態になっていたり等は精神科や皮膚科での治療が必要となります。

コメント

コメント(1)

  1. 育毛黒髪シャンプー on

    漢方成分で髪ツヤツヤ

    髪と頭皮をケアするなら育毛黒髪シャンプー。漢方成分が毛穴から浸透し 毛根に働きかけ 使うたびに髪がイキイキ・ツヤツヤに。