相変わらず、猛暑が続いていますね。
ニュースでも毎日といっていいくらい「熱中症」のニュースを見ます。
「日中は屋外に出ないで下さい」といった呼びかけなんかはもう尋常ではないなとひしひしと感じます。
2009~2011年の統計によると、お盆明けのまさにこの時期が、熱中症で病院に搬送される人が増加する傾向にあると出ています!
みなさんは、熱中症対策、正しくしているでしょうか?
こう毎日呼びかけているのに、熱中症で搬送等のニュースが後を絶たないのは、正しい知識が身についていなかったり、意外と知らない落とし穴があったりするのではないでしょうか?
正しい熱中症の知識を身につけて、正しく熱中症対策をしていきましょう!
熱中症とは、室温や気温が高い場所に長時間いることによって体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害(めまいやけいれん、頭痛など)の総称です。
気温が高い
湿度が高い
急に暑くなった
風がない
このような日は特に注意が必要です。
熱中症の症状には、自覚出来る軽症なものから、意識がなくなりけいれんがおきるといった重度なものまであります。
重症型熱中症は30%以上の死亡率です。
軽症とあなどるのは止めましょう!熱中症が危険なのは、自分では「ちょっと体調が悪い」「少し気持ちが悪い」程度と思っている間に症状が進んでしまうケースも多く、囲の人の気遣いに「大丈夫」と答えたすぐ後に倒れてしまう場合もあるようです。
熱中症の症状
軽症
めまい、立ちくらみ、こむら返り(筋肉痛)
中度
頭痛、吐き気、倦怠感、虚脱感
重症
意識がない、けいれん、38度以上の高体温
外出時は…
猛暑日は日中、長時間外で活動をしない
日陰を歩く、帽子や日傘で日よけをする
体を締めつけない、通気性の良い服装を心がける
水分は喉が渇いたと感じる前にこまめに取る!一気に大量に飲むと尿として排泄されてしまうため意味がない!アルコールは返って脱水を起こすので逆効果!
1人でひとけのないところで活動しない。万が一のとき発見が遅れてしまいます。
室内では…
室内でも熱中症になります。室温は28℃以下にしましょう。
体調が悪いとき、弱っている時はそれだけリスクも高まります!睡眠時間は十分とる、栄養も十分に摂り、意識して体調を整えましょう。
水分をこまめに摂る。ただし、冷えた室内で冷たい飲み物の飲み過ぎはおなかを壊します。下痢は脱水症状を引き起こしますから、3回に1回は常温の水か温かいものも摂取しましょう。
涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動する
衣類をゆるめて休む
体を冷やす
氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てる。氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、衣服などを使ってあおぎ、風を送って冷やす。
水分を補給する
このとき、水分だけではなく、汗によって失われた塩分も補給する必要がある。スポーツドリンクなどを少しずつ何回にも分けて補給しよう。