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育毛剤の「独自開発成分」は信用できるのか!?

彼岸花と空

先日、ニュースにもなりましたが、カネボウの美白化粧品を使用した女性がその美白成分「ロドデノール」によって肌がまだらに白くなるという症状(白斑様症状)が起き、自主回収に至りました。

その美白成分というものが、まさに今回取り上げようとしている「独自開発成分」だったのです。

また、少々前になりますが、小麦アレルギーを発症したとしてニュースになった「茶のしずく」という洗顔石けんに含まれていた「加水分解コムギ末」も独自開発成分でした。

「独自開発」と言っても、無許可、というわけではもちろんありません、独自開発し、認可されたものです。

 

なのになぜ、こういった事態が起こったのでしょうか?

昨今、育毛剤にもよく「独自開発の○○成分」などと言う聞きなれない成分名をよく見かけるようになりました。

独自開発成分ですから、当然調べても他の一般的な成分のようには上がってきません。

「独自開発成分」と言われると何となく、他と違ってこれは効くのではないか!?と誰しも思います。私もそう思っていたのですが、このカネボウの美白成分問題を耳にしてから、「独自開発成分」というものは本当に効くのか?それ以前に安全なのか?がひっかかってきました。

そこに、今日は切りこんでみたいと思います!

 

独自開発成分の危険性

もちろん、全ての独自開発成分が先に挙げたような身体に害を及ぼす症状を発症するわけではありません。ということを前置きとして。

 

しかし、独自開発成分というものは得てして新しい、実績のない成分であるということは念頭に置いておきましょう。

 

いわゆるイメージとしては(あくまでもイメージとしてです)新薬と同じです。それを使用したことによって、体に害が出るか出ないかはまだはっきりとわからない、ということです。
新薬の場合はそのリスクがきちっと説明されますが、医薬品ではない、化粧品、医薬部外品の有効成分としての「独自開発成分」の場合、広告でその利点だけがクローズアップされ、デメリットは示されません。

つまり、消費者は100%あるいは、期待もこめて120%の信頼の上に何も疑うことなくその商品を買うことになります。

 

ノンシリコン、パラベンフリー、もしくは、旧表示指定成分を排除した「無添加」という言葉(実際には無添加のはっきりとした定義はありません)という文句。
その「無添加」という言葉のイメージだけで「安全そうだ」と消費者は思い、商品を購入します。

しかし、実際、これらの旧表示指定成分が最初に挙げた成分のように、人体に害を及ぼす危険な成分であれば、既に規制され配合されている化粧品等は回収、販売停止になっているはずです。

確かに旧表示指定成分はアレルギーを引き起こす可能性のある成分として発表されています。しかしそれゆえに化粧品等への使用率も厳しく制限されています。
なにより、何十年といった実績があります。裏を返せば、何十年も化粧品等に配合されてきて重篤な症状は起きていない=安全である、と言えるのではないでしょうか。

 

ノンシリコン、パラベンフリー等は、ファッションと同じ、単なる流り、と私は考えています。

 

それと同じように、今育毛剤の世界でも「独自開発成分」というものが流行っているような気がしてならないのです。

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