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髪の毛にまつわる神話

注連縄

髪の毛というものは、抜け毛を気にする現代人の私たちだけではなく大切に扱われ、古来から神聖なもの、神が宿るもの、とされてきました。

 

→参照「“髪”は”神”だった!髪の毛は世界共通の信仰対象!」

 

今年は伊勢神宮が20年に一度の式年遷宮あることが大きく取り上げられていました。友人も先日伊勢参りをしてきたそうです。

そこで、本日は、髪にまつわる神話などをとりあげてみたいと思います!

 

髪にまつわる日本の神話


「ヤマタノオロチ」の話は有名ですので聞けばあぁ、と思う方も大勢いると思います。
もしくは、名前だけでもみなさん知っているのではないでしょうか?
この「ヤマタノオロチ」の話の中に髪にまつわるエピソードが出てきます。

 

スサノオノミコトは大変強い神でしたが、乱暴がすぎるため神の国を追放され、出雲の国の鳥神という地へ降り立ちます。
そこで、この国を納める国つ神であるアシナヅチと出会い、ヤマタノロチという頭と尾が八つずつある怪物がおり、八人いる娘のが次々と飲みこまれてしまい、最後に残ったクシナダヒメまで奪われようとしている、と話すのです。
スサノオノミコトは、クシナダヒメを妻としてめとることを条件にこのヤマタノオロチ退治をかって出ます。
そして、スサノオノミコトはクシナダヒメを櫛の姿に変え、自分の髪に差し、クシナダヒメの身の安全を確保します。
そして、八つの樽に酒を注ぎ、ヤマタノオロチを待ちました。
ヤマタノオロチはまんまとその酒樽の酒を飲み干し、ぐでんぐでんに酔っぱらっているところをスサノオノミコトは切りつけ、退治したのです。
その時に八つの尾のひとつから現れたのが「草薙の剣」と呼ばれる霊剣です。

 

そしてめでたくクシナダヒメと結婚したスサノオノミコトが築いたのが「出雲の国」と言われています。

 

髪にまつわる西洋の神話

 

「かみのけ座」という星座にまつわるギリシャ神話があります。
神話というのはまあ、だいたいが創造の話ではありますが、この「かみのけ座」にまつわる神話は半分が史実に基づく由来のある大変めずらしい神話です。
古代エジプトの王で、アレクサンドリアを文化中心都市にしたプトレマイオス3世とその妻で王妃のベレニケ2世のエピソードです。

プトレマイオス3世は自分の姉妹を殺したセレウコス朝シリアを紀元前243年ごろ攻めた。ベレニケは、夫が無事に戻ったならば、美しく、かつ美しいゆえに有名であった自分の髪を女神アプロディーテーに捧げると誓った。夫が戻ると、王妃は髪を切り、女神の神殿に供えた。
翌朝までに髪の毛は消えていた。王と王妃は大変に怒り、神官たちは死刑を覚悟した。このとき、宮廷天文学者・サモスのコノンは、神は王妃の行いが大変に気に入り、かつ、髪が美しいので大変に喜び、空に上げて星座にした、と王と王妃に告げ、しし座の尾の部分を指し示した。そしてその場所はこれ以後ベレニケのかみのけ座と呼ばれることになった。コノンのこのとっさの知恵により、神官たちの命は救われた。

-かみのけ座 wikipediaより-

 

もうひとつ、髪が蛇の姿をしているメデューサというギリシャ神話の有名な怪物の話があります。

 

メデューサは、元は美少女でありましたが、美少女であったために傲慢になり女神アテーナーよりも美しいと公言してしまったとも、あるいは海神ポセイドーンとアテーナーの神殿の一つで交わったがためとも諸説ありますが、女神アテーナーの怒りをかい、髪が無数の毒蛇の姿の怪物に変えられてしまいました。
メデューサの目を見たものは皆、恐怖のあまり、石に変えられてしまうのですが、ペルセウスが鏡のように磨きあげた盾を見ながら眠っているメデューサの首を切り退治しました。
そして、メデューサの首から溢れ出る血からペガサスが産まれました。
ペルセウスが空飛ぶ翼のあるサンダルで海を渡っている際に、包んであったメドゥーサの首から血が滴り落ち、それが赤い珊瑚になった。切り落としたメドゥーサの首から滴る血が砂漠に落ち、サソリなどの猛毒の生き物が生まれたともされています。

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