老化といえば、体内もそうですが、真っ先に気になるのはやはり見た目の老化ではないかと思います。
シワ、たるみ、シミなどの肌の老化、薄毛も白髪も言ってしまえば老化現象のひとつであります。
老化を早める要因として、喫煙、ストレス、運動不足、紫外線の影響などが言われますが、「糖化」も老化現象を早める要因のひとつなんです。
本日はその老化を早める要因のひとつ「糖化」について調べてみました!
老化を早める要因として、「酸化」は昨今有名になってきました。
ビタミンCやレスベラトロール、また最近CM等で話題の成分アスタキサンチン等は「抗酸化作用」が強いということでアンチエイジング成分として注目されています。
しかし、この「糖化」という現象はまだまだ知られていません。
「糖化」とは、体内の余分な糖質がたんぱく質と結び付く現象のことをいいます。
糖は唯一脳のエネルギーとなるブドウ糖など人間になくてはならない栄養素です。しかし、その糖も余剰となると、その余った糖はたんぱく質と結び付き、AGE(終末糖化産物)という強力な老化促進物質に変化してしまうというのです!
このAGEが体内にたまると身体を構成する組織や血管がもろくなってきます。
糖化が進むと、皮膚ではたるみやしわができ、血管の弾力性は失われて動脈硬化が促進されます。
骨粗鬆症や白内障、アルツハイマー型認知症にも繋がるとも言われています。
食後1時間の血糖値が150を超えていたら、糖化の危険が迫っている可能性が高く、200を超えているならかなり良くない状況にあります。
「糖化」を進行させないためには、まず第一に血糖値の上昇を抑えることが大切です。
血糖値は、空腹が長時間続いた後に食事をとると急激に上昇します。
つまり、朝食抜きで昼食を取ると、朝食を食べて昼食を取ったときよりも血糖値が急激に上がることになります。
そこで、食欲がない、フルで朝から飯なんて食えないよ、という方も、何でもいいです、それこそバナナ1本と水でもいいですから、朝食を取るようにしましょう。
そして、食事を食べる順番にも気を使うとさらに血糖値の急激な上昇を抑えられます。
まず、果物や野菜から先に、そして、肉、魚などのたんぱく質、最後にごはん、パンなど炭水化物系の主食という順番で食べていきましょう。
サラダなど生の野菜、生の果物がベストです!
食物繊維の効果で、後から食べるご飯やパンなどに多く含まれる糖の吸収を遅らせることができます。糖の吸収が遅いほど、血糖値の上昇はゆるやかになり、高血糖が続く時間を減らすことができるため、糖化予防には有効とうことです。
そして、食後1時間後くらいにはごく軽い運動をするとさらに血糖値の急激な上昇を抑えられます。
それは、エレベーターではなく階段を使う、食器洗いをする、程度でいいんです。
食後すぐにだらんと横になって寝に入るのはNGです!