育毛系のサプリメントを探していると、「亜鉛」「ノコギリヤシ」についでよく検索にひっかかってくるのがこの「L-リジン」です。
この「L-リジン」がどう育毛に良いのか!?
早速、調べました!
写真は、関係ないですが、久々にツボったネコ写真を見つけたので載せてみました(笑)
L-リジンは必須アミノ酸の一種で、体の修復に不可欠な必須アミノ酸です。
その働きは、カルシウムの吸収、骨組織の生産、コラーゲンの形成(軟骨、結合組織、肌、爪、骨に含まれる)や身体の成長や日々の修復に不可欠なもので、体内の窒素バランスを正しく保ち、免疫機能を高める働きもあります。
必須アミノ酸とは、体内では生成出来ないため、食品やサプリメントで摂取する必要があります。
L-リジンは大豆・肉・魚・牛乳・チーズなどに多く含まれています。
L-リジンは、肉料理か魚料理にご飯、納豆、みそ汁、さらに副菜として野菜をプラスするといった典型的な和食であれば、効率よくL-リジンを含めたアミノ酸・ビタミン・ミネラルを体内に取り込むことができると言われています。
ただし、肉料理や魚料理で大量にL-リジンを摂取しようとすると、同時に大量の動物性脂質も摂取することになりますので、少し注意が必要です。
脂質は5αレダクターゼという脱毛の原因となるホルモンを生成する働きがあるためです。
L-リジンはバランスの良い食事(できれば和食)を摂るか、サプリメントで摂取するのも手ですね。
食生活の洋食化や、外食、コンビニで済ますことの増えた現代の食生活では、L-リジンが不足しやすくなっています。
L-リジンが不足すると、疲れやすい・集中力が低下する・目が充血する・吐き気や貧血やめまいなどの症状が現れます。
目には見えませんが、肝機能が衰え、血中の飽和脂肪酸やコレステロールも増加してきます。
L-リジンが、薄毛、抜け毛、脱毛に (男性ホルモン、アンドロゲンによる脱毛症、遺伝性の脱毛も含む)効果がある事は確かだそうですが、調べていくと、どうもL-リジン単体での育毛効果というよりも、他の育毛効果のある成分の吸収を助ける働きが主らしいです。
育毛剤であるミノキシジルや、 抗アンドロゲン剤、5αリダクターゼ阻害剤との併用によって、その効果を高める作用があるようです。
特に、ミノキシジルに関しては、効果を著しく増加させる働きがあることが分かっています。
L-リジンをサプリメントで摂取する場合の副作用についてです。
L-リジンは、亜鉛やノコギリヤシ同様、天然の成分ですから、摂取量の目安をしっかりと守れば、基本的に副作用の心配はありません。
一日の摂取量目安は、500~1500ミリグラムとなっており、これを2~3回に分けて摂取するのが望ましいようです。