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育毛成分「フィナステリド」とは!?

野らネコ

アメリカ食品医薬品局 (FDA) が認めた男性型脱毛症に有効な薬は、「ミノキシジル(商品名ロゲインなど)」と「プロペシア」のみであります。

前回はこのうちの「ミノキシジル」についてご説明しました。

 

 

今回はもうひとつの「プロペシア」の有効成分である「フィナステリド」についてご説明します!

 

フィナステリド誕生のいきさつ


ミノキシジルがそうであったように、フィナステリドも最初から育毛剤として開発されたわけではありません。
フィナステリドは、初め1992年に前立腺肥大の治療薬としてプロスカーの商品名で認可され、販売されました。

しかし、その後1mg用量での研究によって、男性型の脱毛症において毛髪の成長が見られることが明らかにされ、1997年にフィナステリドは男性型脱毛症の治療薬としてFDA認可にされました。

日本でも、2005年10月に厚生労働省に承認されています。

 

フィナステリドを配合した育毛剤

 

いずれも内服薬です。

 

代表的なものは、

「プロペシア」
「プロスカー」

「フィンペシア」…プロペシアのジェネリック医薬品
「フィンカー」…プロスカーのジェネリック医薬品

など。

 

日本では「プロペシア」のみが、米メルク社の日本法人であるMSD社(旧万有製薬)から発売されています。
日本国内での購入には医師の処方箋が必要です。AGA外来等専門の医療機関を受診しましょう。

海外品は、海外で購入や、個人輸入、個人輸入代行の通販サイトで購入できますが、こちらはあくまで自己責任で。

 

フィナステリドの効果

 

フィナステリドはミノキシジル同様、男性型脱毛症(AGA)に対して効果を発揮する薬です。それ以外の脱毛症には効果がありません。

 

男性ホルモンの1種であるテストステロンが、5αリダクターゼという変換酵素の働きで、ジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変換され、このホルモン(DHT)が脱毛を引き起こすということがわかっています。
これが、男性型脱毛症(AGA)の原因と言われています。

フィナステリドは、5αリダクターゼという髪の成長を妨げる原因物質を抑えることで効果を発揮します。

 

フィナステリドの国内の臨床試験では半年で 48%、1年で 58%、2年では 68%、3年で 78% と髪が増える人が経時的に増えていった。また髪が増えるだけでなく、髪の質(長さ、太さ)なども改善することも分かっている。頭頂部(頭のてっぺん)だけでなく、髪の毛の生え際などの前髪にも効果があったと報告されています。

 

フィナステリドの副作用

 

最も大事なことは、

 

服用は成人の男性に限られる。女性、未成年は服用できない。

 

ということです。

 

近年、女性のAGAも増えていますが、これだけはお気をつけ下さい。
特に、妊婦への影響として、男児の生殖器官の奇形を胎児に引き起こす可能性があると報告されています。

 

奥さんに隠れてこっそり服用していたら、ある日奥さんが風邪薬と間違えてうっかり飲んでしまった。その後に妊娠が判明して…なんてことのないように、くれぐれも取り扱いには気をつけて下さい!

 

また、プロペシアの成分を含んだ血液が妊婦に輸血された場合のリスクという観点から、プロペシアを服用した方が献血に行く場合は服用中止後1カ月以降であること、と日本赤十字社では指導しています。

 

なお、成人男性が容量・用法を守ってフィナステリドを服用することで、精子や生まれてくる子供に障害が生じるといった恐れはありません。

 

他の副作用としては、主に、性的な副作用が多いです。たとえば、性欲減退、勃起不全(性機能障害)、精子の減少、睾丸痛など。他にも、胃部不快感、腹痛、下痢、頭痛、肝障害などが生じる恐れがあります。
しかし、いずれもフィナステリドを服用することで、全体の2%の方に比較的軽微な副作用が生じる可能性があるとされているのみです。

しかし、ミノキシジルより副作用は強いとされています。

 

 

これらのこともクリアした方に朗報です!

 

このフィナステリドとミノキシジルをセットで飲むと、相乗効果でさらに育毛効果が高まるそうです!

 

しかし、ふたつの有効成分を併せ持ち、かつ副作用のない薬が日本国内で開発されないものか…というのが私の本音ですが(笑)

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